北海道・知床観光船事故 ただ帰ってきて… 不明者の友人ら祈り (毎日新聞)

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU ?(カズワン)」が沈没した事故は4月30日で1週間となった。乗客乗員26人のうち、見つかった14人の死亡が確認された一方、12人は行方不明のままだ。北海道斜里町の遺体安置所に置かれた献花台には地元の人も訪れ、突然の事故で亡くなった人々を悼み、行方不明者の一刻……

北海道・知床観光船事故 3歳失った祖父、捜索に感謝 (毎日新聞)

カズワンの沈没事故で3歳の孫を失った加藤和彦さんが30日、北海道斜里町で報道各社の取材に応じた。捜索を続ける海上保安庁や地元漁業者ら、献花台を訪れて慰霊する町民らに「本当にありがとうございます」と感謝を伝えた。 加藤さんの孫の七菜子ちゃん(3)=東京都葛飾区=は23日、両親とともにカズ……

変わる葬儀の中で(その2止) 三村麻子さん (毎日新聞)

「時間をかけて弔う」 葬送業界にいた三村麻子さん(58)が弔いについて深く考えるようになるきっかけは、娘の死だった。愛娘、香夏子さんは2016年秋、がんで15歳の命を閉じた。13歳で発病し、4回の手術と抗がん剤治療を受け続けた。2年3カ月の闘病生活。ほとんどの時間を娘と過ごした。その頃、娘が「……

新型コロナ 顔が見える、学びが進む 保育現場など、透明マスク広がる (毎日新聞)

新型コロナウイルスの感染拡大から2年以上が経過し、マスク生活が長期化している。「子どもに表情が伝わらない」「業務に支障をきたしている」といった声を受けて、保育現場などで口元が見える透明マスクの活用が広がっている。 4月、埼玉県越谷市の市立荻島保育所。透明マスクをつけた保育士が園児に……

闇夜の藤、夢心地 (毎日新聞)

栃木県足利市の庭園「あしかがフラワーパーク」で藤の花が満開となり、大勢の観光客が幻想的な“紫のカーテン”を楽しんでいる。 3年ぶりに新型コロナウイルス対策の行動制限がないゴールデンウイーク(GW)を迎えたが、園の入り口では検温と手指消毒が行われるなど予防対策が施されている。園内に植え……