4月16日、全日本ロードレース選手権に参戦しているハルク・プロは、名越哲平(SDG Honda Racing)が開幕戦に続き、第2戦鈴鹿2&4も欠場すると発表した。
JSB1000に参戦している名越は、鈴鹿サーキット60周年ファン感謝デーの翌日、3月7日に行われた2輪合同走行の際に日立Astemoシケインで転倒。進入で転倒して、アウト側のスポンジバリアに追突する大クラッシュとなったため、右足首を骨折した。
3月17日には手術を受け、全治一カ月程と診断されたため、4月2~3日にモビリティリゾートもてぎで開催された第1戦もてぎを欠場。治療とリハビリを続けて第2戦鈴鹿2&4での復帰を目指していた。
そして先日、鈴鹿での2輪占有テストにて、怪我の程度と状況確認のためテスト走行を行った。しかし、連続走行に耐えるのが厳しい状態であり、走行後の担当医師の診察とリスク助言も踏まえ、鈴鹿2&4も欠場することになった。
ハルク・プロとしては、榎戸育寛(SDG Motor Sports RT HARC-PRO.)の1台体制で参戦するため、名越の代役で別のライダーが参戦することはないようだ。
5月21~22日に開催される第3戦オートポリス2&4では復帰となるだろうか。