予選順位:1位
決勝順位:9位
Team Ranking:9位
Driver Ranking:9位
2022.04.17 – 2022 SUPER GT 第1戦 岡山国際サーキット・決勝
SUBARU BRZ GT300、開幕戦は9位フィニッシュ
2022年スーパーGTシリーズの開幕戦『OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝が4月17日(日)岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われました。
公式予選でSUBARU BRZ GT300は山内英輝がポールポジションを獲得し決勝を迎えました。スタートドライバーは井口卓人で逃げ、後半山内英輝につなぐフォーメーションで挑みます。82周で競われる開幕戦は2周のフォーメーションラップをこなし、レースがスタート。井口はホールショットを決めトップを守ります。
22周目まで順調に首位をキープしますが、予選5番手の56号車が猛追してきます。井口とはタイム差があったためトップを明け渡すことになり、34周を終えた時点で2番手でピットインしました。
山内に交代しタイヤ4本交換、燃料を給油してピットアウトとなるはずが、エンジンがスタートができずメカニックが駆け寄ります。このトラブルにより十数秒のロスが生じてしまいました。さらに、コースに戻るタイミングが中団グループの後ろになる不運も重なり、山内は一気にポジションダウンを余儀なくされます。
15番手でレースに戻るも追い抜きの難しいコースと言われる岡山国際サーキットでは、よほどのタイム差がないと順位を上げることが厳しいサーキットです。それでも山内は9位まで順位を戻し2ポイントを獲得。前日のポールポジションでの1ポイントも合わせ、ドライバーズポイントは3ポイント獲得しました。
小澤総監督は、「前半はまずまずだったのですが、起こしてはいけないトラブルを出して申し訳ありません。スターター系のトラブルのようで、これまで出たことがなかったし走行距離に応じて定期的に交換もしているパーツなので、なぜ、起きたのかきちんと調べて対策しないとならないと思います。応援していただいたファンのみなさん、申し訳ありませんでした」と語っています。
山内英輝のコメント
「トラブルは非常に残念ですが、それはメカの人たちに任せるとして、後半のスティントでこうした環境になると自分達は厳しいということがわかりました。このなかでやっていくには、何か強みを出していかないとと思います。周りのトップスピードが想像より速いのでちょっと厳しいかなと感じました。こうした状況は今後もあると思うので、チームと相談して強みを見つけていきたいと思います」
井口卓人のコメント
「56号車が速くて抑えることができなかったですけど、対タイヤメーカーで考えるとダンロップ勢が順位を落としていくなかで2番手をキープできたのはよかったのかなと思います。後半の山内選手は周回が多くなってしまったので、かなり辛かったはずです。ピットでのロスもあるなか、ポイントを取れる位置まで戻してくれたのは感謝の気持ちでいっぱいです」
次戦は5月3日(火)、4日(水)に富士スピードウェイで『FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE』が開催されます。シリーズ連覇を目指すSUBARU BRZ GT300への応援をよろしくお願いします。