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 5月18日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、5月20〜22日に開幕する第1戦セパンを前に、2022年のエントリーリストを発表した。第1戦セパンは8台というエントリーだが、7月15〜17日の第2戦鈴鹿には日本チーム/ドライバーが数多く参加し、24台以上がグリッドに揃うことになりそうだ。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響にともなう渡航制限のため、2020年、2021年はシリーズが開催できなかったGTワールドチャレンジ・アジア。2022年に向けては、そのスタイルを変え、第1戦セパンの後は第2戦鈴鹿、第3戦富士、第4戦SUGO、第5戦岡山と4戦を日本で開催。この4レースに日本人ドライバー、もしくは日本のライセンスで2名が参戦するチームに“ジャパンカップ”の冠をかけた。最終戦はふたたびアジアに転じ、インドネシアのマンダリカで開催される。

 そんなシリーズの開幕を前に、SROは5月18日にシリーズのエントリーリストを発表した。第1戦セパンは8台がエントリーし、日本からは横溝直輝と密山祥吾のコンビで参戦するYogibo Racingのフェラーリが挑む。

 第2戦鈴鹿からは、第1戦に参戦した8台のうち、EBMのポルシェ1台をのぞく7台、そしてジャパンカップに参戦する15台、ジャパンカップではないものの、鈴鹿から登場する2台がエントリーし、24台がすでに名を連ねている。SROでは、このリストは暫定的なものであり、さらに増加する可能性があるとしている。

 ドライバーや車種の顔ぶれも非常に豊かで、海外から参戦するチームもポテンシャルはかなり高そう。60分のスプリントフォーマット、そして国内外のコンペティターが争うレースをひさびさに日本で楽しむことができそうだ。

GTワールドチャレンジ・アジア シーズンエントリーリスト

これまでもGTワールドチャレンジ・アジアへの挑戦の実績があるCarCuy Racing
これまでもGTワールドチャレンジ・アジアへの挑戦の実績があるCarCuy Racing
2020年のスーパー耐久を走るD'station Racingのアストンマーティン・バンテージAMR GT3
2020年のスーパー耐久を走るD’station Racingのアストンマーティン・バンテージAMR GT3
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボ
Yogibo Racingのフェラーリ488 GT3エボ
GTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップに参戦することになったCOMET RACINGのメルセデスAMG GT4
GTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップに参戦することになったCOMET RACINGのメルセデスAMG GT4
GTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップに参戦することになったCOMET RACINGのホンダNSX GT3
GTワールドチャレンジ・アジアのジャパンカップに参戦することになったCOMET RACINGのホンダNSX GT3
スーパー耐久にも参戦しているPorsche Center Okazaki
スーパー耐久にも参戦しているPorsche Center Okazaki
ABSSA MOTORSPORTのマクラーレン720S GT3
ABSSA MOTORSPORTのマクラーレン720S GT3
Team Uematsuのマクラーレン720S GT3のカラーリング
Team Uematsuのマクラーレン720S GT3のカラーリング
GTワールドチャレンジ・アジアにフル参戦するアウディスポーツ・アジアのR8 LMS
GTワールドチャレンジ・アジアにフル参戦するアウディスポーツ・アジアのR8 LMS
アール・バンバー・モータースポーツがポルシェでGTワールドチャレンジ・アジアに挑戦する。
アール・バンバー・モータースポーツがポルシェでGTワールドチャレンジ・アジアに挑戦する。