｜ これほど豪華なイベントもほかになさそうだ ｜
やはりV12エンジンのサウンドは格別
さて、グッドウッドにて開催された「V10時代のF1マシンのパレード」にて、ゴードン・マレー・オートモーティブ（GMA）T.50が先導者を務めるというなんとも豪華な動画が公開。
このGMA T.50はコスワースの設計による4リッターV12エンジンを搭載し、12,100RPMのレッドラインにて654馬力、467Nmというトルクを発生させますが、このエンジンそのものは重量わずか177.8kgしかなく「市販車に積まれるV12エンジンでは試乗最軽量」を誇ります。
なお、車体重量はわずか980kg（どうやって実現してるんだ・・・）、トランスミッションはマニュアルのみという、想像するだけでも楽しくなってくるようなスーパーカーです。
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ゴードン・マレーT.50がサーキットを走る
そして動画ではパドックからゴードン・マレーT.50が登場。
これまでには公開されていなかったメタリックレッドの個体です。
非常になめらかなボディ表面を持つことがわかりますね。
そして車体後部にはF1マシンを先導するためのLEDライトバーが装着されます。
リアには特徴的なファン。
48Vシステムによるエレクトリックモーターがこのファンを回転させ（最大7,000RPM）、アクティブリアスポイラーやディフューザーとの併用により、通常走行時には50％、ブレーキングモードでは100％のダウンフォース増加を実現する、とのこと。
そしてサーキットにコースインするやいなや素晴らしい快音を轟かせて走行開始。
車内に取り付けられたカメラからの映像はこんな感じで、グラスエリアがかなり広いのは意外です（ただし後方はほぼ見えないようだ）。
車体後方を捉えるカメラの映像はこう。
コードン・マレーT.50だと「亀」だと言われることはまずなさそうですね。
ゴードン・マレーT.50は既に完売済み
なお、ゴードン・マレー・オートモーティブはこのGMA T.50を100台生産する予定ではあるものの、当然の如く一瞬で完売済み。
市販車とは別に、サーキット走行専用モデルとして「ニキ・ラウダ」を25台のみ発売するともアナウンスしていますが（こちらは725馬力、車体重量は852kg）、おそらくはこのT.50ニキ・ラウダも完売済みかと思われます。
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