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 5月15日、2022年MotoGP第7戦フランスGP MotoGPクラスの決勝がフランスのル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は7位でフィニッシュした。

 午前のウォームアップ走行はドライコンディションでの走行となった。フロント、リヤともにソフトタイヤを履いた中上は、1分31秒822を記録して3番手で終え、決勝に向けて最後の調整を行った。

 迎えた決勝、午後から雨が予報されていたル・マンだったが、MotoGPクラスの決勝は気温28度、路面温度36度のドライコンディションで始まった。3列目の12番手スタートとなった中上は、好スタートを切って4番手に上がるが、翌周に2コーナーの進入でファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)と接触し、9番手までポジションを落としてしまう。

 その後、前方を走るスズキの2台アレックス・リンスとジョアン・ミル(チーム・スズキ・エクスター)、そしてトップを走っていたフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)の転倒により、7番手へとポジションを上げた。スタートからゴールまで前を走るマルク・マルケス(レプソル・ホンダ・チーム)を視野に入れて、1.5秒差の7番手でチェッカーを受けた。

 ウイークを通して最も暑い日となり、条件的に厳しいものとなったが、前日のデータを活かし好走に繋げ、前戦の第6戦スペインGPと同じ今季ベストタイで終えた。中上は、今回のレースで第8戦イタリアGPに向けて改善しないといけない部分が明確になったと語っており、次戦ではさらに上位で戦うために準備を進めていく。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(決勝:7位)

「厳しいレースでしたが、12番手から最高のスタートを切ることができて4番手まで追い上げることができました。でも1周目と2周目は強さが足りず、いくつかポジションを落してしまいました。ベストを尽くしました」

「レース後半は本当に難しかったです。なぜならフロントエンドのフィーリングがあまりよくなくて、自分のペースをキープするのが難しかったからです。とにかく12番手からスタートして7位という結果はよかったです。一歩前進できたと思います」

「次のレースでも引き続き前進しなければなりません。でも今日の7位という結果はすばらしいと思います。チームの努力に感謝したいです。次のムジェロは僕が得意とするすばらしいサーキットなので、いい結果をそこでも残せることを願っています」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第7戦フランスGP