ヒョンデ・モータースポーツのワークスドライバーであるオリバー・ソルベルグは5月15日、自身のTwitter(@OliverSolberg01)を更新し、WRC世界ラリー選手権第4戦ポルトガルでステアリングを握るマシンの新カラーリングを初公開した。
2022年シーズン、ヒョンデ(旧ヒュンダイ)の育成ドライバーからワークスドライバーに昇格したソルベルグ。彼は今季の開幕3戦を新型ハイブリッドラリーカー『ヒョンデi20 Nラリー1』で戦ってきたが、今週末の5月19~22日に開催されるポルトガルでは新規定“ラリー1”下のトップカテゴリーには出場しない。
これはソルベルグとヒョンデの3台目のマシンをシェアしているダニ・ソルドが、第4戦ポルトガルと第5戦イタリアにi20 Nラリー1で参戦するためだ。
先輩ドライバーに一時的にシートを譲る格好となる20歳のソルベルグはその間、WRC2クラスにエントリーする。そこで彼がステアリングを握るのは、自身も車両開発に携わり昨年のデビュー戦でもステアリングを握った『ヒョンデi20 Nラリー2』だ。
今回発表された新リバリーは、このi20 Nラリー2に施されたもの。マシン全体を黒に染めたブラック基調のカラーリングには、お馴染みのモンスターエナジーのロゴとHTBレーシングのロゴなどが配置されている。
精悍な印象を受ける新しいカラーリングをお披露目した彼は、このラリー2カーでのテストの様子も動画付きの投稿で紹介している。