長年にわたりレベリオン・レーシングのチームプリンシパルを務めてきたバート・ヘイデンが、新しいカスタマーレーシング・プログラムの責任者として、オレカに加わった。
2019/2020年シーズンをもってスイスチームのスポーツカープログラムが終了して以来、WEC世界耐久選手権のパドックを離れているヘイデンは、今月始めにオレカを退社したアンソニー・メジェヴァンの役職を引き継ぐことになる。
彼はフランスのシャシーコンストラクターでは新入社員であるが、ヘイデンが代表を務めていたレベリオンチームはLMP1、およびLMP2カテゴリーでオレカ製のプロトタイプを使用し、スポーツカープログラムを通じて同社と密接な協力関係を築いていた。
今回行われたスタッフの入れ替えは、元テクニカルディレクターで昨年トヨタ入りしたデイビッド・フルーリーが辞任した後に、オレカ社内で見られた最新の変更だ。
なお、既報のとおりフルーリーのポジションは、元ルノー/アルピーヌF1でエンジン/パワーユニット部門の責任者を務めてきたレミ・タフィンが引き継いでいる。