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 5月14日、MotoGP第7戦フランスGPの予選がル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、MotoGPクラスでフロントロウを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)、ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)が会見に出席し、予選を振り返り、雨が懸念される決勝レースへの展望を語った。

■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:ポールポジション

「午前中は満足だったよ。でもこのサーキットでは、気温が低いときに速く走れるみたいなんだ。午後のフリー走行4回目ではポールポジションを獲得できるかわからなかった。というのも、バイクを止めるのに苦しんでいたから。それが大きな問題だった」

「でも、予選では、クルーチーフとオーリンズの技術スタッフと(相談して)賭けをした。フィーリングがあまりよくなかったからだ。そうしたら少しよくなり、午前中のようなフィーリングを取り戻し始めた。グリップがよくなって、バイクをうまく止められるようになった。最終的に、フィーリングはすばらしいものだった。ポールポジションはとてもうれしいけど、バイクを改善できたことはもっとうれしい。明日のレースに向けた準備はできていると思う」

「もちろん、ファビオ(・クアルタラロ)は倒すべき相手だ。ただ、予選で行った変更によって、僕はさらに(その差が)近づいたと思う。といっても、今は何とも言い難い。天気予報は、明日は雨だと言う。そうならないことを願っているけどね。もしドライコンディションでスタートがうまく決まれば、最初から攻めてなんとかギャップを作ってみるよ」

「でももしウエットコンディションなら、話は別だ。思うようにスタートできないだろうから。(ドライのときより)状況をコントロールしなければならないけれど、僕たちはウエットで(今週末)走っていない。だから、全く違う話になってくるかもしれない」

■ジャック・ミラー(ドゥカティ・レノボ・チーム)/予選:2番手

「ペッコ(フランセスコ・バニャイア)が言ったように、午前中はああいうラップタイムを出すなんて考えられなかったよ。グリップはあり、タイヤの働きが見事だった。特にここル・マンでは、バンクした状態で加速するようなコーナーがたくさんある。最も大きな問題はスリップだけど、それもほとんどなく、かなりのグリップがあった」

「ただ、午後にはラップタイムを出すのが難しかった。僕は午前中に1分30秒8を出して、自分にはこのくらいのペースがあるとわかった。例えば誰かが前にいるといった目安みたいなものがあればだいたいわかる。ペッコは僕のピットの隣にいて完ぺきなターゲットだった。いつコースに出て行くのかわかるからね、うまくいったよ」

「(予選で)僕は全力で1分30秒5を出したけど、“最高の席”で見た彼のポールラップはすごかったよ。6コーナーではフロントタイヤがブラックラインを描き、ちょっとだけラインは外れたけど、また元に戻した。見ていてかなり感動したよ。そしてそのとき、僕のバイクも全く同じような動きをしていた」

「今週末は全体でペースが上がっている。みんな仕上がっている。長い間保持されていたレコードを更新できたのはすごいことだ。それに、レースペースもドライレースなら更新されるだろうと思う。すごい週末だ。それに、これだけ多くのファンが(サーキットに)戻ってきたことは素晴らしい。僕たちのうち、きっと今夜よく眠れる人は少ないだろうね、でも、明日はいい日になるだろう」

「MotoGPではいろいろなものが変えられるし、調整できるものがたくさんあるけど、天気は変えられない。だから、調整できないことにストレスを感じても仕方ないんだ。ありのままを受け入れるだけだよ。僕は雨でもあまり気にしない。もちろん雨が降らないならその方がいい、ドライの方がストレスは減るからね」

「今のMotoGPでは今日のような素晴らしい予選が日曜日のレースを楽にすると思う。特にここはパスするのが難しくて、1.5秒から2秒くらい遅いライダーに追いつくとパスしづらい。コンマ1秒遅かったり同じくらいのタイムのライダーを抜こうとすると、本当に大変なんだ」

■アレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)/予選:3番手

「ル・マンはあまり得意なサーキットではないから、うれしいよ。僕はストップ&ゴーのトラックはちょっと苦手なんだけど、昨日からいい感触があったんだ。でも今日は大きなミスをしてしまった。クラッシュしてバイクを壊してしまったんだ。セカンドバイクは今週末に乗っていなかったから、どういう走りをするのかよくわからなかった」

「けれど、僕はとても速かった。ポールからたった0.1秒しか離れていない。ドゥカティのふたりみたいに速くは走れなかったけれど、3戦連続で自分たちの強さと速さを証明できているので、とても満足だよ」

「いいペースがある。フリー走行4回目ではリヤにソフトタイヤを履いて苦戦したけれど、ミディアムタイヤを履いたらとてもよかった。バイクをよく止めることができた。またオーバーテイクが難しいところだけど3番グリッドからのスタートだから、レースは楽になるだろうと思う」

「残念ながら、明日の天気予報はいつも通りのル・マンで、予想がつかない。ジャックが言ったように、僕たちは天気をコントロールすることはできない。僕はストレスにならないよ。何も変えられないんだから。といっても、もちろん、ドライコンディションのレースのほうがいいよ。ペースがあるから彼らと戦える速さはある。明日の朝起きたとき、空の様子はどうだろうね」