5月9日、日本郵便HondaDreamは6月4日〜5日にスポーツランドSUGOで行われる2022 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦 スーパーバイクレース in SUGOでST1000クラスに参戦中の高橋裕紀に加え、新たに伊藤和輝をスポット参戦で起用すると発表した。
伊藤は2014年にJ-GP3クラスで全日本ロードレース選手権デビューを果たすと、翌2015年から2016年までホンダCBR600RRを駆り、ST600クラスで戦った。そして、2019年は第3戦SUGOにST600クラスでスポット参戦。2020年には第6戦岡山から最終戦鈴鹿までカワサキZX-10RRを駆り、JSB1000クラスから同チームで出場した。
2021年は日本郵便HondaDream TPに加入し、ホンダCBR1000RR-Rを駆ってFIM世界耐久選手権(EWC)に参戦していた高橋の代役としてST1000クラスに4大会出場した。第5戦鈴鹿では自己ベストとなる4位でレースを終え、年間シリーズランキングは12位を獲得している。
そして5月10〜12日、全日本ロード第4戦に先駆けてスポーツランドSUGOで行われた公開テストに同チームより参加。同じくスポット参戦が発表されている埜口遥希に続き好タイムをマークした。カワサキ、ホンダと多くのマシンを乗りこなしてきた伊藤の走りに注目だ。
この週末、日本郵便HondaDream TPからはST1000クラスの高橋と伊藤、ST600は小山知良、J-GP3は岡崎静夏といった4名が参加する。
■伊藤和輝
「今回の参戦にあたり日本郵便様、Honda Dream様、ドコモビジネス様をはじめ、多くのサポート頂く皆様のおかげで走れることを感謝しております」
「まずは昨シーズンに達成出来なかった表彰台獲得を目標に、出場するからには勝ちに行けるようチームと協力しながら準備を進めていこうと思います。応援よろしくお願い致します」