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 6月3日、2022年MotoGP第9戦カタルーニャGP MotoGPクラス初日のフリー走行1回目、2回目がスペインのバルセロナ・カタロニア・サーキットで行われ、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は初日総合12番手に入った。

 終日青空が広がり、ドライコンディションで行われた。この日最初の走行となったFP1は気温26度、路面温度36度で、中上はフロントにソフトタイヤ、リヤにミディアムタイヤを選択。セッション序盤に1分40秒868を記録すると、そのまま最後までタイムの短縮はなかったが、計20周回をこなして6番手に入った。

 FP2は気温28度、路面温度は55度とともに上昇した。ホンダ勢はヨーロッパラウンドに入ってから、高い気温と路面温度でタイヤのパフォーマンスを引き出せず苦戦を強いられており、今回もその問題に着手している。このセッションではフロント、リヤともにミディアムタイヤを選択し、0.612秒タイムを短縮したが、1分40秒256の12番手で終えた。

 今大会では気温が上がった際のタイヤのパフォーマンスへの取り組みと、ニューパーツにもトライするなどさまざまな取り組みを行っている。第2のホームGPと気合満点で挑む中上は、2日目はさらに上位を目指してダイレクトQ2進出を目指す。

■LCRホンダ・イデミツ
中上貴晶(FP1:6番手/FP2:12番手)

「午前中は6番手で終えることができてよかったです。でも午後は気温が上がり、リヤグリップが少し足りず、厳しいセッションになりました。それでもセッション中はいろいろなことにトライし、いろいろなパーツに取り組みました」

「これから明日へ向けてデータを検証します。いい初日でした。マシンと自分のライディングを改善し、FP3ではトップ10に入り、Q2へ向けて準備をしたいと思います」

中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP
中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)/2022MotoGP第9戦カタルーニャGP