富士スピードウェイで開催されている2022スーパーGT第2戦『FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE』。5月3日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したWedsSport ADVAN GR Supraの国本雄資と阪口晴南が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
国本雄資
Q1担当/ベストタイム:1分26秒769
「本当に嬉しいですね。速いドライバーがチームメイトで、すごく嬉しい……これに尽きますね」
「今シーズンは苦労も多く、タイヤ開発でたくさんテストさせてもらって、その取り組みでの苦労もあるなか、ヨコハマタイヤさん、TCDさん、そしてチームみんなとの頑張りが結果に表れたということが本当に嬉しくて。今年はチーム体制も大きく変わり、ドライバーも、エンジニアも変わり。さらに、そのなかで僕たちがやりやすいようにマサ監督(坂東正敬監督)が環境作りをしてくれたので、やはりマサ監督を喜ばせることができたので嬉しいです」
「今日一日を振り返ると公式練習ではクルマの調子があまり良くなかったり、予選に向けてタイヤ選択が悩ましい部分や、天候の変化も難しく、最後まで悩んで予選Q1に挑みました。Q1はギリギリだったのですが、無事突破することができ、そしてQ2に向けて、晴南選手がすごく集中してアタックを決めてくれて。だから本当に嬉しいですね」
阪口晴南
Q1担当/ベストタイム:1分26秒137
「こんなに気持ちのいいアタックをさせてもらえたことに、まず感謝したいと思っております。公式練習はあまりうまくいかず。ただそのなかで、話し合って、予選に向けて『こうしたらいいのでは?』と話したことが、うまくいったという感じですね」
「Q2は、僕がアタックに行かせてもらいましたが、このセッションを迎えるまでに本当にたくさんの人が携わってくださっています。その方々のおかげで気持ちのいいアタックができました。今(記者会見)は、全員のお名前を挙げられませんが、TCDの皆さん、ヨコハマタイヤの皆さん、そしてチームの皆さんに本当に感謝したいと思います」
「先ほど、国本選手も話されましたが、坂東監督が本当にやりやすい環境、“今の若いドライバーにもやりやすい環境”というのを作ってくださっています。僕も加入してまだ数カ月ぐらいとは思えないくらい、もうずいぶん前から一緒にいるような感じでお話させていただいたり、そこが本当に大きいですね」
「Q1が終わって、Q2アタック開始ギリギリまでも国本選手も細かく、アタックする上でのアドバイスをしてくれたので、それが自分のアタックに活きたと思います。本当に全員に感謝ですね」