富士スピードウェイで開催されている2022スーパーGT第2戦『FAV HOTEL FUJI GT 450km RACE』。5月3日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したSUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人と山内英輝が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
井口卓人
Q1担当/ベストタイム:1分36秒242
「今回、ダンロップタイヤさんが新しいタイヤを持ち込んでくれたこと、そしてチームが予選に向けてセッティングを合わせ込む力がかなり光った予選だったと思います。でも、それ以上に、(隣に座る山内を見て)Q2であの宇宙人みたいな人がアタックして、すごく速いタイムを出してくれたので、本当に驚きを隠せないです」
「Q1はとにかくQ2へ繋ぐためのステップ、だと思うのですが、その前の練習走行から、クルマがなかなか思い通りの状態ではなくて。タイヤの選択だったり、クルマのセッティングをずっと進めていく中で、公式練習の最後の一周くらいですごい良いフィーリングが出てきました。それを予選に向けて繋ぐことができ、そして山内選手が、素晴らしいアタックをして、ポールポジションを獲ってくれました」
「2戦連続のポールで、『またまた』って言われているのですけど、今回こそは決勝をしっかり、力強く走って、『予選日だけのBRZ』じゃないんだと見せるためにも、精一杯頑張りたいと思います」
山内英輝/第2スティント担当
Q2担当/ベストタイム:1分34秒888
「非常にこのポールポジションは嬉しいですね。練習走行から予選にかけてチームのアジャストであったり、井口選手のフィードバックであったり、すべてが本当にうまく回ったからこそのポールポジションだと思います」
「井口選手が話されたとおり、『予選日だけのBRZ』と言われたくありません。明日も全力で頑張って、とにかく自分たちのベストを尽くせば、いい結果が出ると思っています。そこを目指して頑張りたいなと思います」