| かつて、スターレット「ターボS」が一世を風靡した時代があった |
ただしこのスターレットはスズキ・バレーノのOEM
さて、Toyota Gazoo racing(TGR)のラリーカーというとGRヤリスを連想しますが、なんと南アフリカで「GRスターレット」が登場。
ちなみにスターレットは1999年に5代目の生産が終了していますが、2020年には「21年ぶりに」スズキ・バレーノのOEM車としてアフリカ市場にて復活を遂げています。
スターレットというと3代目(1984年〜1989年)に設定されたターボSの印象が強く、当時ワンダーシビックに対抗する「第二の勢力」として支持が厚かったという記憶もあって「懐かしい名前が出てきたな・・・」という印象。
それはともかくとして今回南アフリカで公開されたGRスターレットはスズキ・バレーノをベースとしており、しかし南アフリカにて開催されたケープ・オーバーバーグ・ラリーへと現地のTGRより正式に参戦した「正真正銘のGR」です。
当然ながらGRスターレットはラリー用に大きく改造される
そしてこのGRスターレットにつき、あまり情報はないものの、現地TGR(TGRサウスアフリカ)のインスタグラムを見るに、ワイドボディキットの装着やGRっぽいカラーリングを確認でき、ルーフ上のエアスクープや大型リアスポイラーを確認可能。
インテリアの画像は投稿されていませんが、ガッチリとロールケージが組まれていることもわかります。
投稿によると搭載されるエンジンは2リッター4気筒ターボ(200馬力以上らしい)、トランスミッションは競技用シーケンシャル、駆動方式は4WD、そして足回りにはレイガー社製のダンパー、アルコン社製のブレーキ、ラリー用ホイールとタイヤが装着済み。
このGRスターレットをドライブしたのは元南アフリカ・ラリーのチャンピオンであるガイ・ボッタリル(ドライバー)とサイモン・ヴァシーライル(コ・ドライバー)で、続く第二戦にも参戦する、と発表されています。
なお、なぜ現地TGRがGRヤリスを使用せずにスターレットでラリーに参戦したのかは全くのナゾではありますが、ちょっとびっくりな出来事でもありますね。
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