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 2022年からマレーシア、日本での4戦、インドネシアというスケジュールで開催されるファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、第2戦鈴鹿からスポーツ専門テレビ局のJ SPORTSでシリーズの生中継が行われると発表した。

 GTワールドチャレンジ・アジアは新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020〜21年はシリーズを開催することができなかったが、2022年から第1戦セパンを皮切りに鈴鹿、富士、SUGO、岡山と4戦を日本で開催。この4レースに参戦する日本人ドライバー/チーム向けに『ファナテック・ジャパンカップ』の冠をかけている。最終戦はインドネシアのマンダリカで、全6レースで争われる。

 そんなシリーズを運営するSROモータースポーツ・グループが、さまざまなモータースポーツを放送するお馴染みのJ SPORTSと契約を結ぶことになった。第2戦鈴鹿から最終戦マンダリカまでの5ラウンド/10レースが日本語解説つきで生中継されるとしている。また、7月10日には第1戦セパンが再放送されることになった。

 またJ SPORTSは、SRO規定のレースの最高峰とも言えるトタルエナジーズ・スパ24時間の生中継独占契約を2年延長した。

ファナテックGTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイAWSのゼネラルマネージャーを務めるベンジャミン・フラナソビッキは「J SPORTSとタッグを組むことは、新しく『ファナテック・ジャパンカップ』を創設するうえでいちばんのプライオリティだった」とコメントした。

「そのコンセプトだけでも、すでに鈴鹿以降へ向けて十分なエントリーを獲得するのに役立っただけでなく、日本語解説による、日本でいちばんのスポーツネットワークのテレビの生中継が加わることがこのイベントの重要な要素となっている」

「日本国内と海外シリーズのおかげですでに目を見張るほどのポートフォリオを誇るJ SPORTSは確立されたモータースポーツ・ファンベースを抱えている。それを踏まえても、日本にフォーカスを当てた国際シリーズの放送パートナーとして、これ以上の相手はいないだろう」