大型街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」の名物となった「新宿東口の猫」。その近くを、さらに巨大な猫が通り過ぎる映像が投稿され、話題になっています。
ARで新宿東口の猫の前を歩く猫を作ってみました。ARCore Geospatial APIで位置合わせをし、PLATEAUの3D都市モデルを使用して建物で隠れるようにしています。 pic.twitter.com/ciNowoorCB
— こりん@VR (@korinVR) May 19, 2022
動画を投稿したのはVRエンジニアのこりんさん。本当に巨大な猫が歩いているのではなく、ARコンテンツです。
技術的には、GoogleのARフレームワーク「ARCore」の「ARCore Geospatial API」で現実空間上の位置合わせを行い、国土交通省が提供する都市3Dモデル「PLATEAU」を利用して、猫が建物の影に隠れるよう調整。まるで建物の裏側から巨大な猫が現れた……ように見えるようになっています。
「ARCore Geospatial API」は、Googleマップの「ライブビュー」機能で使用されている技術であり、デバイスの位置や向いている方角、ARコンテンツが表示される場所を瞬時に把握できるため、より高品質なAR体験の構築につなげることができます。
「ARCore Geospatial API」が5月13日に公開されてから、これを活用したユニークなAR動画を制作する人が現れ始めています。ARコンテンツのさらなる進化に注目です。
(参考)Twitter
The post 新宿駅前の巨大猫の前に、さらに巨大な猫が出現!? Twitterに投稿された動画が話題に appeared first on Mogura VR.