5月2日、ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワードバイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、シリーズのうち鈴鹿、富士、SUGO、岡山の4コースで争われる『ジャパンカップ』に、Team Uematsuがマクラーレン720S GT3で参戦すると発表した。
GT3カー、GT4カー等で争われるGTワールドチャレンジ・アジアは、2020年〜21年はコロナ禍のためシリーズが開催できなかったが、2022年にシリーズを刷新。開幕戦をマレーシアのセパンで行った後、鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキットと転戦。第6戦はインドネシアのマンダリカで開催されるが、日本で開催される4レースに『ジャパンカップ』という冠をかけ、日本チームからは多くの関心が示されている。
そんなジャパンカップに、新たにTeam Uematsuが参戦することになった。チームオーナーの植松忠雄はスーパーGTやスーパー耐久等で多くの実績を残しているジェントルマンドライバー。今季、チームは植松自身がスーパー耐久でもドライブした経験があるマクラーレン720S GT3を投入する。
植松のチームメイトとなるのは、同じくジェントルマンドライバーとしてトップクラスのスピードを誇り、スーパー耐久でも多くのタイトルを獲得した内田優大。ブロンズのコンビとしては非常に強力なラインアップとなりそうだ。
すでにジャパンカップには多くの参戦表明がされており、活況を呈している。日本への渡航制限も緩和されつつあるなか、エントリーリストが発表されるのが非常に楽しみなシリーズとなりそうだ。