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天文学は天の川銀河の領域をはるかに越え,100億光年以上先を見る時代になったが,20世紀半ばにおいては地球のすぐ近くの宇宙の観測も重要な位置を占めていた。日本でその観測拠点となったのが東京大学東京天文台(国立天文台の前身)が秩父山地の堂平(どうだいら)山頂(876m)に開設した堂平観測所…