岡山国際サーキットで開催されている2022スーパーGT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』。4月16日の午後に行われたGT500クラス公式予選を終え、ポールポジションを獲得したENEOS X PRIME GR Supraの大嶋和也と山下健太が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。
山下健太
Q1担当/ベストタイム:1分17秒426
「今年は開幕前のテストでも非常に好調で進んでいて、開幕戦に向けても調子が良かったです。公式練習でも上位につけることができましたが、予選はどうなるかなと思っていました。自分が担当したQ1では3番手とあまり速くはなかったですが、クルマの調子は良かったので、『もしかしたら大嶋さんがポールを獲ってきてくれるかも』と思っていました」
「Q2を見ていてもタイムが速かったので、セクター1~2を通過した時点で『これはイケるんじゃないか』と思いました。本当に大嶋先輩に感謝しています。明日の決勝レースは、昨年が非常に苦しい展開だったので、それはもう嫌なので逃げ切って勝てるように準備したいと思います」
「明日はぶっちぎりのレースをしたいと思いますが、僕もレースを盛り上げるといった意味では、昨年のような(接戦の)レースをすることができればファンのみなさんも楽しんで頂けると思うます。もし後ろから迫られるような展開になったら、楽しんでもらえるようなレースができるように頑張りたいと思います」
大嶋和也
Q2担当/ベストタイム:1分17秒251
「本当にここ数年はずっと惜しいところがあり、毎回僅差の2番手でしばらくポールポジションから遠ざかっていました。ですので、正直久しぶりにポールポジションが獲得できてすごくうれしく思っています。昨年からROOKIE Racingができ、今年は新しいガレージを建ててもらい人材的にも補強していただき、昨年に比べてチームもかなりのレベルアップをすることができていました」
「テストも非常に有意義なテストができていたので、ミスがなければ当然この位置(ポールポジション)に来ることができるだろうという自信を持って今回臨んでいました。実際に走り出してからもクルマのフィーリングはすごく良く、多少のアジャストもすべてが良い方向に進み、Q2では思いどおりのクルマになっていました。予選までほぼ完璧な流れで来ることができました」
「明日の決勝では、特にこの岡山国際サーキットはファンの方々との距離が近く、応援してくれている姿も良く見えるので、しっかりとトップを走りながら、みなさんからの応援を力にして気持ちいいレースができたらいいなと思います。そして、その姿を見て、ファンのみなさんもレースを楽しんで頂けたらなと思います」