名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で2021年3月、収容中に死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)の遺族が国に約1億5600万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が8日、名古屋地裁(佐野信裁判長)であった。遺族側は監視カメラ映像の全面的な開示を求め、妹2人が意見陳……
「科」越え遠縁種 接ぎ木可能に 再生の仕組み解明、新品種へ期待 (毎日新聞)
大抵の動物は手足などの器官を失うと再生できないが、一部の植物は、枝や根から体全体を再生することができる。近年の研究で、その驚異の再生能力の秘密がわかってきた。これまで不可能と考えられてきた技術への試行錯誤も始まっている。 植物の再生能力を使った技術として、古くから知られているのが……
「対面」でつながりたい、若者の孤独 (毎日新聞)
政府は4月、人の孤立や孤独に関する実態調査を公表した。そこで浮かび上がったのは、20~30代が抱える孤独を取り巻く複雑な状況だった。若者世代に何が起きているのか。 ●政府の実態調査 「本を読んでも、目で文字を追うばかりで内容が頭に全く入ってこなかった」。東京都内の私立大3年の男性(23)が……
ボクシング 井上尚弥選手の自宅空き巣被害 神奈川・試合5時間前 (毎日新聞)
プロボクシングの世界バンタム級で3団体統一王者となった井上尚弥選手(29)が、王座統一を果たした試合の直前に空き巣の被害に見舞われていたことが8日、神奈川県警への取材で判明した。試合の約5時間前に、県内の自宅から貴金属類など計十数点が盗まれたといい、県警は窃盗事件として捜査している。 ……
核のごみ処分場選定、安全要件了承 (毎日新聞)
原子力規制委員会は8日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を地下深くに埋設する最終処分場の選定過程で、安全確保のために考慮する最低限の要件案を了承した。施設を損傷する恐れがある火山や活断層などを避けて場所を選ぶべきだとしている。 国は高レベル廃棄物を地下300メートルより深……
内密出産制度化 熊本市長「必要」 国に提案 (毎日新聞)
熊本市の慈恵病院が独自に取り組む、望まない妊娠に悩む女性らが事実上匿名で出産できる「内密出産」を巡り、熊本市の大西一史市長は8日、国に制度化を提案した。提案では妊婦の相談に応じる「妊娠葛藤相談所」や、子供の出自を知る権利を保障する「身元情報管理機関」の設置などを盛り込んだ。 慈恵病……
被害想定シナリオ、どう見た 首都直下地震「その日」に備え (毎日新聞)
東京都は10年ぶりに「首都直下地震」の被害想定を見直し、発生後に起こりうる「災害シナリオ」を初めて示した。あふれかえる帰宅困難者、移動が困難になるタワーマンション、火災の危険性がつきまとう木造住宅の密集地域。都市特有の状況下で暮らす人々は、どう備えているのだろう。【黒川晋史、安藤い……
「抗がん剤は毒ですか」=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵 (毎日新聞)
「周りから『抗がん剤は毒だからやめておいたほうが良い』と言われて困っています。先生に質問したら、『毒性は出ることがある』と言われました。やはり抗がん剤は毒なんでしょうか?」 副作用に悩んだ患者さんからの相談です。 実際、インターネットで「抗がん剤」「毒」というキーワードで検索すると……
実習生暴行容疑、4人を書類送検 岡山県警 (毎日新聞)
岡山市の建設会社「シックスクリエイト」で、ベトナム人技能実習生の男性(41)が日本人従業員に暴行を受けてけがをしたと訴えた問題で、岡山県警が8日までに傷害や暴行の疑いで、元従業員ら4人を書類送検したことが捜査関係者への取材で分かった。7日付。 関係者によると、元従業員らは2020~21年、ト……