南海電鉄の新今宮駅のホームに降り立った瞬間から感じる、古いコメを煮詰めたようなすえた匂いと、汗やタバコの臭気が混じり合った独特の空気。駅から堺筋を南に歩くとほどなく見つかる「覚醒剤の売人は、西成から出ていけ!」と垂れ幕が出たビル──。大阪市の南西部に位置する西成区は、ひときわ個性的な存在感を持つ街…
中国で石油需要が急減、コロナ禍初期以来の大幅な落ち込みへ
Tanker trucks at a parking lot near a petrochemical production complex on the outskirts of Shanghai. Photographer: Qilai Shen/Bloomberg 中国の石油需要は新型コロナウイルス禍の初期以来となる大幅な落ち込みを記録する見通しだ。同国の厳しいコロナ対策が経済の広範囲に打撃を与えている。 中国エネルギー業界…
中国CATL、揺らぐ「車載電池1強」 韓国勢など競合攻勢
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 【広州=川上尚志、ソウル=細川幸太郎】車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)の1強体制に揺らぎが起きている。2021年12月期決算は大幅増益ながら車…
円安、焦る政府と日銀 円買い介入はあるのか 識者も割れる見解 | 毎日新聞
急速な円安に政府、日銀が焦りを強めている。鈴木俊一財務相や日銀の黒田東彦総裁が円安をけん制する発言を連発し「口先介入」を続けても、効果が上がっていないためだ。輸入品の価格上昇が国民生活を圧迫する「悪い円安」との懸念が広がるなか、円安に歯止めをかけるため、政府が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切る…
市長補佐官に「人民日報」冠した組織の有識者 仙台
仙台市の郡和子市長が市長補佐官に起用したIT事業会社のトップ、藤原洋氏の経歴が市議会に波紋を広げている。藤原氏が中国共産党機関紙「人民日報」の名を冠した月刊誌「人民日報海外版日本月刊」の理事長を務めているためだ。月刊誌側は人民日報社とは別の組織である「日本新華僑通信社」が出版することから、中国共…
ソロモンと安全保障協定を締結した中国の思惑は?「安全を阻害しているのはアメリカ」
中国外交部は19日、ソロモン諸島との間で安全保障協定を締結したと発表した。ソロモン諸島はオーストラリアの北東に位置する島国で、人口は約70万人。首都ホニアラは、太平洋戦争の激戦「ガダルカナル島の戦い」で知られるガダルカナ
中国格安スマホ分解、米部品4割に急増 元ファーウェイ
日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 米制裁を受けて中国の華為技術(ファーウェイ)が分離したブランド「オナー」のスマートフォンを分解したところ、部品の4割が米国製だった。ファーウェイが製造してい…
中国の国恥地図、面積は今の2倍 指導者の底流にある「帝国の残像」:朝日新聞デジタル
中国には「国恥地図」と呼ばれる古地図が残っている。列強の半植民地支配を受けていた1世紀ほど前に中国各地で作られた。激烈な名前が示す通り、侵略で失われた土地を強調し、人々の義憤と愛国の情を呼び起こすためのものだった。そこに「かつての国境」として描かれている線は、いまの中華人民共和国のほぼ倍の面積を囲…
中国の「プラスチック制限令」その後 コスト削減で代替品定着目指す
【4月21日 東方新報】中国では2021年から全国の飲食店でプラスチック製ストローの利用を禁じ、主要都市のスーパーなどでプラスチック製の買い物袋の使用を禁止した。各店舗では環境に優しい代替品への切り替えが進んでいるが、一部ではまだ浸透していない。 中国は世界最大のプラスチック生産国だが、プラごみによる土壌…
先月墜落した中国機、ブラックボックスに「深刻な損傷」
中国南部の広西チワン族自治区で先月、中国東方航空機が墜落し、乗客乗員132人全員が死亡した事故で、中国民用航空局は20日、同機のブラックボックスが「深刻な損傷」を受けているとの暫定報告書を発表した。墜落現場での捜索、3月24日撮影。(2022年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins/File Photo) [北京…