彬子さま監修「ひげの殿下日記」出版 「生身の寛仁さま」伝える 「父の言葉、活動の根幹」 (毎日新聞)

「ひげの殿下」の愛称で親しまれた寛仁(ともひと)親王殿下が亡くなられて10年となった今月、寛仁さまが力を傾けた福祉団体「柏朋会(はくほうかい)」の会報に寄せたエッセー「とどのおしゃべり」を収録した「ひげの殿下日記」(小学館・4400円)が出版された。監修した長女の彬子さまは毎日新聞の取……

新たな夜戦や進化した味方AIにビジュアル表現『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』メデ… (IGN Japan)

現地時間6月2日、世界中から招待された10数名の記者が、サンフランシスコ州ロサンゼルスに所在するInfinity Wardのスタジオに集まった。先日トレイラーが発表されたばかりのシリーズ最新作『Call of Duty : Modern Warfare II』のプレゼンテーションを、開発スタッフの人々から直々に受けるためだ。フ……

大前プジョルジョ健太/3 不夜城住人たちの生き様を (毎日新聞)

<TBS系「不夜城はなぜ回る」(今月放送)企画・演出> 自分の企画が番組になるうれしさの一方で、出演には気恥ずかしさも。自分は面白い人間ではないし、失敗もよくします。そんなポンコツな僕を楽しんでくれる人にMCをお願いできたらいいなと考え、真っ先に浮かんだのが東野幸治さんでした。 僕も大……

/199 吉田修一 写真・王秉蒼 (毎日新聞)

「すぐに借金返せるなんて、お前、簡単に言うけどさ。入ってくるもんがないんだから、返せるわけないだろ」 茶を淹(い)れた南郷が、世之介の分も運んでくる。 段ボールをテーブル代わりに、箸を割ると、早速食べ始める。よく出汁(だし)の利いた炊き込みご飯である。 「まー、俺に金の相談されても……

かかりつけ医 橋本義昭 (日本経済新聞)

親しい仲間が多い埼玉県立浦和高校の同級生の中で、いま最も頻繁に会っているのが岩崎至利君だ。県内の大きな病院の内科部長になった後、20年余り前にさいたま市内で岩崎内科クリニックを開業して間もなくから、かかりつけ医としてお世話になっている。岩崎君とは1年と3年のときに同じクラス。サッカー……

歌唱力落ちてお喋り上達し (毎日新聞)

☆印は秀逸(仲畑貴志選) ☆歌唱力落ちてお喋り上達し さいたま 高本光政 死ぬかもと思ったときに浮かぶ顔 佐倉 蒼白美人 夜が更けてひねる句ちょっと毒がある 北九州 藤井真知子 車飛ぶ列車も飛ぶぞ近未来 大阪 ころりん 郵政を民営にして良くなった? 北九州 とっちゃん 何事も休み休みでいいんだよ……

岩手「チャグチャグ」馬具で支え 革加工し一手に製作 (日本経済新聞)

岩手県は古くから名馬の産地として知られ、人々の暮らしを馬が支えてきた。毎年6月に開催される初夏の風物詩「チャグチャグ馬(うまっ)コ」は日々労働してくれている馬に感謝し、いたわるための全国でも珍しい祭りだ。私が4代目を務める塩釜馬具店では、祭りで用いる道具を作り続けている。チャグチャ……

時代を映す図書館建築(4)神奈川県立図書館・音楽堂 (日本経済新聞)

横浜市の神奈川県立図書館本館が、この4月「前川國男館」に改称された。現在は改修などのため休館中だ。前川は「らしく」ない建築を目指した、日本建築界の旗手である。戦前は、例えば図書館は図書館らしく、大学は大学らしくつくるのが主流の考え方だった。だから、図書館の正面には古典的な列柱が配……

住友林業最高顧問 矢野龍(9)入社試験 (日本経済新聞)

住友林業に入社したのも運と縁のさずかりものだ。僕は大学が外国語学部の米英科だったから、就職活動では最初、外資系の石油会社を受け、1次試験を通っていた。しかしそんな頃に、北九州大学の厚生課に住友林業から求人票が来た。「海外駐在員枠」という特別の枠だという。厚生課の人が「よく分からな……