福岡市内に約400メートルにわたって道路脇に33本のポールが立っているエリアがあります。
なぜこれだけ多くのポールを設置する必要があるのか?
その理由と効果について取材しました。
◆アナウンサーのリポート
「小学校の通学路にもなっているこちらの道路。およそ400mに渡って、このようなポールが数多く設置されています」
福岡市中央区の高宮小学校周辺の通学路。
今年3月に『ゾーン30』に指定され、時速30キロの速度制限がかけられています。
それに加えて、道路脇にはポール。
交差点にもポール。
車道を狭めるように配置されたポールまであります。
日赤通りや百年橋通りなど、車の通りが多い道路に囲まれたこのエリア。
約400mの直線道路に設置されたポールは33本にも上ります。
なぜそこまでポールが必要なのか?
通学の様子を見てみると-。
◆アナウンサーのリポート
「いま車がゆっくりとすれ違います。片側の車は完全に止まって、すれ違うのを待っています」
ポールがあるため、車はスムーズにすれ違いができません。
速度を極端に落とすか、どちらかが停止して譲り合うしかないのです。
警察や行政に、この区域を『ゾーン30』に指定するよう要望してきたのは、高宮校区自治協議会の西村光正会長です。
この道は隣接する幹線道路の抜け道に使われ、朝夕を中心にスピードを出す車も多く、非常に危険だったと言います。
◆高宮校区自治協議会 西村光正 会長
「とても事故が多かったんです。昨年、子供がここで車と接触してケガをしました」
子供たちの通学に使われるなど、地域住民の生活道路になっているこの道。
30キロの速度制限だけでなく、ポールを設置し物理的にスピードを落とさせる形にし、あえて「通りにくい道」にしたのです。
「わざと作った通りにくい道です。ポールを増やして道幅を狭くして、渋滞するかもしれないけどスピードを緩めるひとつの手だと思います」
子供を持つ地元の人は-。
「春から娘が幼稚園に通い出したんですけど、下の子連れてベビーカーで歩くときにすごく安心して歩けるようになので良かったなと思っています」
児童が事故に遭った高宮小学校の校長も『ゾーン30』、ポールの設置を歓迎しています。
◆福岡市立高宮小学校 鶴田千詠子校長
「子供たちがゆとりを持って歩けるようになったと感じています。安心して学校に通える、学校から帰れる、という状況を作っていただいたのは本当にありがたいことだと思っております」
一方で、多くのポール設置による運転のしづらさについて、地元からは懸念の声も上がっています。
引用元: ・【社会】 「わざと通りにくく」 400メートルの道路にポール33本 安心と戸惑いの声 福岡市 [朝一から閉店までφ★]
そもそも道が狭いんだから自動車禁止にしろよ
これだから無職は
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