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Apple Watchで家電の操作が可能に―スマートリモコン「Nature Remo」専用アプリがアップデートで対応

Nature(ネイチャー)は3月31日、スマートリモコン「Nature Remo」(ネイチャーリモ)の専用アプリ「Nature Remoアプリ」(Android版iOS版)のアップデートを行い、Apple Watchに対応させたと発表した。これによりユーザーは、Apple Watchから家電の操作やシーンの実行が可能になった。Apple Watch対応は、Nature Remoアプリのver.8.1.3以降で利用可能。またApple WatchのOSは、ver. 8.0以降より対応している。

今回のアップデートによりApple Watchで可能となった操作は「『プリセット家電』の電源オンオフ」「『シーン』の実行」の2種類。

Apple Watchで可能となった操作

  • 「プリセット家電」の電源オン/オフ:現在、Nature Remoアプリに家電を登録できる「プリセット家電」は、エアコン、テレビ、一部の照明の3つとなっている。今回のアップデートでは、これらの家電の電源のオンオフが可能となる(プリセットに関する詳細はプリセット家電一覧を参照)
  • 「シーン」の実行:複数の家電の一括操作を「シーン」として作成できる。今回のアップデートでは、この「シーン」の実行が可能となった。シーンは、単一の家電での作成も可能で、コントロール画面から1タップでいつもの決まった操作を行うショートカットのような用途にも利用できるという。なお、シーンの作成については、スマートフォンのコントロール画面から行える
Apple Watchの「Nature Remoアプリ」画面イメージ

Apple Watchの「Nature Remoアプリ」画面イメージ

Nature Remoは、累計販売台数40万台を超えるスマートリモコン。タイマー機能や、GPS機能、温度・湿度、照度、人感センサー(「Nature Remo mini」シリーズは温度センサーのみ)を搭載しており、ライフスタイルに合わせた家電の自動操作を実現できるという。赤外線リモコンを備えた家電であれば、メーカーや型番・年式などに関係なく使用でき、センサーを用いた自動制御も可能。スマートフォンで外出先から家電を操作できるほか、「Google Home」や「Amazon Echo」シリーズ、「Apple HomePod」などのスマートスピーカーと連携させることで、音声による家電の操作も行える。

また、電力小売サービス「Natureスマート電気」と併用すると、電気代が高くなる時間帯を自動で判別し、エアコンの温度を自動調節する。ボタン1つで手軽に節電・節約の効果が得られる機能を利用可能だ。