9to5Googleによると、Googleがハイエンドディスプレイを搭載した、これまで全く知られていなかったPixelスマートフォンに取り組んでいる可能性が浮上した。
Android Open Source Projectから公開されているソースコードを解析する中で、先日Pixel 7とPixel 7 Proのディスプレイ仕様が明らかになっていた。
Googleは、現在開発されているPixelデバイスについて、コードネームにネコ科の動物を用いており、Pixel 7 Proは「Cheetah」、Pixel 7は「Panther」と呼ばれている事が内部からのリークで明らかになっている。このことから、ソースコード内で用いられている「C10」や「P10」と言ったそれぞれのスマートフォンと組み合わせられるディスプレイドライバのタグと関連付けることが出来、ディスプレイの仕様が判明したわけだ。だが今回、まだ存在が知られていない「G10」と呼ばれる未知のディスプレイサポートについて記述されていることが発見され、「これは一体何なのだろう?」と言うことが驚きと共に伝えられたというわけだ。
この「G10」に関連付けられるデバイスは、Androidで動作すること、またExynosへの参照から判断すると、Tensorチップを搭載している可能性があるとの事だ。つまり、「Piexl」デバイスの1つである事が推測される。
そして、仕様を見てみると、ディスプレイは120Hzで動作するとのことで、廉価版のPixel Aシリーズではなく、Piexl 6 Proと同じような「ハイエンドモデル」になるのではと思われる。また、G10ディスプレイは、BOE(Appleが時々使用する中国のディスプレイOEM)製で、解像度は1440×3120、リフレッシュレートは120Hz、そしてディスプレイサイズは71x155mmになる事から、タブレット端末の可能性もなさそうだ。
まだ限られた情報しかもたらされていないため、一体これがなんなのか不明だが、少なくともG10はPixel 6 ProとPixel 7 Proに非常に近いスペックを持ったデバイスのようだ。
しかし、Pixel 7 Proが開発されているのに、同じようなデバイスを開発する事の意図は何なのだろうか。よろしければコメント欄にご意見を残して頂ければと思う。