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 日本高純度化学は、次世代品の開発、製品化を推進する。試作評価が進展するニッケルレスの置換金メッキ薬品は、原材料価格高騰を背景にサンプルの受注数量が増加。モバイル機器のマザーボード向けなどの検証が複数顧客で進むことから2022年度内の商業生産を見込む。今期、新事業創出も見据え電池材料の開発に着手した。小島智敬社長は「メッキで培った酸化還元の技術で付加価値を高める」と話す。メッキ薬品の開発やプロセス技術を応用した電極材や電解液への応用を想定し、3年内の基礎技術確立と30年までの製品化を目指す。並行して協業パートナーの探索を進めビジネスモデルも追求する。

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