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岩波ホール設立の精神は、大手配給会社が名作だが商業ベースに乗らない(つまりもうからない)ために上映されにくい作品を上映することだった。フランス語で映画の仲間という意味の「エキプ・ド・シネマ」運動とよばれた。今回取り上げるのは、テオ・アンゲロプロス監督の名作「旅芸人の記録」(1975年…