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全3971文字 PR 不正に「もしも」はない。だが、もしも開発設計の失敗に気づいた時点で設計方針を思い切って変えていたら、日野自動車はエンジンの排出ガス・燃費不正とは無縁でいられたのではないか(図1)。 図1 不正が発覚したエンジンとそれらを搭載した車両 左上は、排出ガス不正が見つかった排気…