「買い物から帰ると、爆風で自宅マンションのガラスが吹き飛んでいた。家具も壊れてしまい、住めなくなった」。首都キーウ(キエフ)での体験をボズコさんが語った。
ボズコさんはキーウで衣料品の縫製をする傍ら、ツアーガイドを15年間務めてきたが、自宅の惨状を目の当たりにして国外脱出を決意。侵攻開始から3日後の2月27日、仲間と15人で車4台に分乗し、ルーマニア国境を目指した。
ところが、国境でウクライナの国境警備隊員に「障害があっても男は残れ」と出国を遮られた。仕方なく、行き先を変更してモルドバを目指した。
戦車や装甲車が行き交う主要道路を避け、裏道を走った。あちこちで黒煙が立ち上り、ほとんどの橋は壊れていた。夜になるとミサイルがオレンジ色の光跡を残して飛んでいた。だが耳が不自由なため、爆発があったと知っても遠いのか近いのかがわからず、不安が募った。「急がなくては」。ハンドルを握る手に冷や汗がにじんだ。
モルドバ国境が近づくと、避難の車で激しい渋滞が起きた。検問所で国境警備隊員からまたもや「男は残って戦うべきだ」と迫られたが、「障害を持つ女性と子供だけを避難させるわけにはいかない」と粘り強く説得した。
ようやく3月3日にモルドバに入り、避難所で久しぶりにゆっくりできた。その後はルーマニア、ハンガリー、スロベニアを経由して、同5日、イタリア・ミラノ近郊の聴覚障害者の避難所に到着。走行距離は3000キロ・メートルに及んだ。
観光旅行で8年前に来日した際にガイドを務めてくれた「みどり市ろう者協会」の吹野昌幸さん(54)の橋渡しで、19日にみどり市に着いた。新型コロナウイルス感染対策として、避難先の市営住宅で7日間待機する。ボズコさんは「日本に来てようやく安心できた」と話したが、母親を残しており、心配は尽きない。(以下ソース)
5/28(土) 15:38配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/be38fcd5d3760244aa8b23c9ae0abf308f5a480d
引用元: ・【群馬】ウクライナ脱出、国境では「障害あっても男は残れ」…耳が不自由で爆発の近さもわからず [樽悶★]
とか思うけど実際戦争だと誰でも躊躇するよな
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