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Alfa Romeo Giulia Estrema / Stelvio Estrema

ヴェローチェをベースにLSDなどを標準装備

アルファロメオ ジュリア エストレマの走行シーン。
ヴェローチェをベースにアクティブサスペンションやLSDを装備。足まわりのセットアップには、アルファロメオF1チーム・オーレン(ザウバー・モータースポーツ)からのフィードバッグが活かされている。

エストレマは、ドライビングに楽しさを求めるユーザーをターゲットにしており、上位グレードの「ヴェローチェ」をベースに、アルファ・アクティブ・サスペンションとLSDを標準で搭載。あらゆるグリップレベル下で安定性と高いコントロール性を発揮し、コーナーの立ち上がりや高速走行時に抜群のトラクション性能が確保された。

アルファ・アクティブ・サスペンションは、路面の状態をインタラクティブに読み取り、ショックバルブを素早く調整することでハンドリング性能と快適な乗り心地を維持。この制御システムは、センターコンソールで操作可能な「アルファロメオDNAパフォーマンススイッチ」のモードに応じて作動する。

パワーユニットはジュリアとステルヴィオ共通で、最高出力280ps、最大トルク415Nmを発揮する2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。8速ATが組み合わされ、ステルヴィオ エストレマは標準でクアドリフォリオ全輪駆動システムが採用された。また、ステルヴィオには最高出力210psを発揮する2.2リッター直列4気筒ターボディーゼルを選ぶことができる。

スポーティなカーボンファイバー製パーツ

アルファロメオ ステルヴィオ エストレマの走行シーン。
エクステエリアには、カーボンファイバー製パーツがふんだんに採用されており、よりスポーティさを極めている。

エストレマの内外装のテーマとなったのが、カーボンファイバーとダークペイント。エクステリアは、グリルやミラーキャップにカーボンファイバー製パーツがふんだんに採用された。前後フェンダーとリヤにはダークカラーの“Estrema”バッジを配置。Bピラーとサイドウインドウのトリムはグロスブラックで覆われ、シックな印象を醸し出している。 

専用アロイホイール(ジュリア エストレマは19インチ、ステルヴィオ エストレマは21インチ)は、グロスブラックをチョイス。ジュリア エストレマにオプションで用意されたスタッガード・ホイールパッケージはリヤホイールとタイヤをワイド化し、よりダイナミックな外観を実現している。

また、グロスブラックカラーのブレーキキャリパーには、ホワイトで“Alfa Romeo”の文字が刻印される。 ボディカラーは「アルファ・ホワイト」「アルファ・ロッソ(赤)」「ミサノ・ブルー」「ブルカーノ・ブラック」の4色を展開する。

ブラックで纏められたシックなインテリア

グローバル展開される初のスペシャルエディション「ジュリア エストレマ」と「ステルヴィオ エストレマ」のインテリア。
アルカンターラ&本革にはスポーティなレッドステッチが入れられ、カーボンファイバー製パーツもふんだんに採用されている。

インテリアは、レッドステッチが施されたアルカンターラ&レザーに、カーボンファイバーの組み合わせ。ダッシュボード、ステアリングホイール、センターアームレスト、シフトレバー、ドアパネル上部は、レッドステッチ入り本革が標準で採用されている。また、ダッシュボード、ドア、センターコンソールには、クアドリフォリオと同様にカーボンファイバーアクセントが採用された。

パッセンジャーをしっかりとホールドするブラックレザー製スポーツシートを採用。ハーマン・カードン製14スピーカー・オーディオシステムと、ワイヤレス充電システムも標準装備する。

英国市場における価格はジュリア エストレマが5万579ポンド、ステルヴィオ エストレマ(ディーゼル)が5万7999ポンド、ステルヴィオ エストレマ(ガソリン)が5万9999ポンド。予約受注に続き、2022年第3四半期からデリバリーが開始される予定だ。現時点で日本市場への導入時期は未定となっている。

ジュリア エストレマ/ステルヴィオ エストレマを動画でチェック!


アルファロメオ初のグローバル限定モデル「ジュリア エストレマ」と「ステルヴィオ エストレマ」。

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