もっと詳しく

<p>ゼレンスキー氏、東部ハルキウを視察 ロシア外相は「東部解放が最優先」 – BBCニュース</p><p>BBCニュース – ゼレンスキー氏、東部ハルキウを視察 ロシア外相は「東部解放が最優先」</p><p>ウクライナのゼレンスキー大統領は29日、激しい戦闘が続く東部ハルキウ州の軍部隊を訪問した。大統領が首都キーウ周辺を離れたのは侵攻開始以来初めて。一方、ロシア外相は、ウクライナ東部の「解放」が「優先事項」だと述べるほか、ウラジーミル・プーチン大統領の病気説を否定した。</p><p>BBCのジョー・インウッド・ウクライナ特派員は、大統領の訪問は、ハルキウの戦況の変化を物語っていると説明。しかし、別の場所ではウクライナは劣勢とみられており、ハルキウの安全も一時的なものだと伝えた。 ハルキウ州の保安トップを解任 ゼレンスキー氏は29日、ウクライナ保安庁のハルキウ州トップ、ロマン・ドゥディン氏について、「全面戦争の初日から街の防衛に取り組まず、自分のことしか考えなかった」として、解任したと明らかにした。 「動機は何だったのか? 司法当局が解明する」と、ゼレンスキー氏は付け加えた。 アンドリー・イェルマク大統領首席補佐官によると、ハルキウ州では現在、領土の31%をロシアが占領している。ウクライナは5%をロシアから奪い返したという。 ドネツク州の町を制圧とロシア軍発表 ロシアは、ウクライナ東部ドンバス地方の制圧を重要目標に掲げており、攻撃を集中させている。目下、セヴェロドネツク市とリシチャンスク市の包囲を目指している。 ロシア国防省は28日、ドンバス地方ドネツク州の町リマンを制圧したと発表した。 ゼレンスキー氏は同日、「状況は非常に厳しい。ドンバス地方とハルキウ州では特に厳しい」と、国民向けの演説で述べた。 セヴェロドネツクには、推定1万5000人の民間人がまだ残っている。地元当局者は、「絶え間ない砲撃」で市内外への移動が困難になっていると述べた。水の供給も一段と不安定になっている。 ロシア外相、プーチン氏の病気説を否定</p>