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<p>ロシア国内で飛び交う「戦争」の言葉…プーチン氏また「誤算」、長期戦へ世論誘導か : 国際 : ニュース</p><p>ロシア国内で飛び交う「戦争」の言葉…プーチン氏また「誤算」、長期戦へ世論誘導か #国際</p><p>ロシア軍のウクライナ侵攻が長期化する見通しとなったのは、3月下旬から侵攻作戦の主眼に据えた東部制圧が、短期間では困難な情勢になっているためだ。2月下旬の侵攻開始時点で「48時間での決着」を目指していたプーチン大統領にと</p><p>って、新たな「誤算」となる。プーチン政権は長期戦をにらみ、国内の世論誘導を活発化させている。 ウクライナの軍事専門サイト「ディフェンス・エクスプレス」は27日、露軍制服組トップのワレリー・ゲラシモフ参謀総長が作戦指揮のため、東部ハルキウ(ハリコフ)州イジュームに入ったと報じた。イジュームは、ドネツク、ルハンスク(ルガンスク)両州を指すドンバス地方の制圧作戦で、部隊集結の拠点となっている。 プーチン氏は4月上旬、侵攻作戦を統括する総司令官に南部軍管区トップのアレクサンドル・ドボルニコフ上級大将を任命した。参謀総長の前線派遣は、これに続くテコ入れのようだ。 セルゲイ・ラブロフ露外相は今月19日、露軍の作戦が「新局面に入った」としてドンバス制圧に全力を挙げる意向を表明した。だが英国防省は29日、ドンバスの戦況について、「ウクライナ軍の激しい抵抗により、露軍の制圧地域は限定的で、相当な犠牲も出ている」との分析を明らかにした。</p>