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<p>Samsungがスマホの生産台数を3000万台も減産するとの報道</p><p>Samsungがスマホの生産台数を3000万台も減産するとの報道</p><p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる経済への影響はいまだに続いており、個人の消費支出は減少を続けています。そんな中、スマートフォン市場において大きなシェアを保有するSamsungが、2022年のスマートフォン生産台数を3000万台減産することを決めたと韓国のMKメディアグループが報じています。</p><p>これに対応するように、Samsungもローエンド・ミドルレンジ・ハイエンドというあらゆるスマートフォンの目標生産台数を削減することを計画しているとのこと。当初、Samsungは2022年に3億1000万台のスマートフォンを生産する予定でしたが、不況を鑑み、この数字を2億8000万台に下方修正することを決定したようです。 Samsungは2017年以降、1年間のスマートフォン生産台数が3億台を超えたことはありません。2022年にはこの目標数値を達成するはずだったのですが、世界的な不況による需要の低下に対応する形で、生産台数を削減せざるを得なくなった模様。 不況に伴い世界各国の市場でインフレが進んでおり、これにより消費者の支出はますます減少しています。すぐに必要とされないような製品への支出は減少傾向にあるため、市場アナリストは「手ごろな価格のスマートフォンの売上も2022年は減少する可能性があります」と指摘しています。 一方、Samsungは2022年第1四半期(1~3月)におけるヨーロッパでのスマートフォン出荷台数を前年比で10%減少させています。ただし、それでもSamsungはヨーロッパにおけるスマートフォン出荷台数でAppleとXiaomiを抑えてトップとなっています。 調査企業・ のデータによると、2022年第1四半期におけるヨーロッパ市場でのスマートフォン総出荷台数は前年比10%減の4170万台です。メーカー別の出荷台数は、Samsungが前年比で9%減の1460万台、Appleが前年比で1%増の890万台、Xiaomiが前年比で22%減の820万台を記録。なお、同期間におけるSamsungのヨーロッパ市場におけるシェアは35%です。 この記事のタイトルとURLをコピーする</p>