もっと詳しく

<p>阪神・青柳 完封逃すも“投手2冠” 強風味方にトップタイ5勝、防御率1・13/デイリースポーツ online</p><p>【ブレないデイリー】今日の一面 阪神・青柳 完封逃すも“投手2冠” 強風味方にトップタイ5勝、防御率1・13 記事はコチラ→#タイガース #阪神 #ブレないデイリー</p><p>「ロッテ2-6阪神」(28日、ZOZOマリンスタジアム) 阪神・青柳晃洋投手(28)が今季最多となる133球、8回2/3を投げて2失点。惜しくも完封&完投は逃したが、ハーラートップに並ぶ5勝目を挙げ、防御率も1・13で「投手2冠」となった。過去2戦2敗と苦手にしていたマリン球場でも初勝利。負ければ自力Vの可能性が消滅していたチームの危機も救った。</p><p>阪神・青柳 完封逃すも“投手2冠” 強風味方にトップタイ5勝、防御率1・13 3枚 阪神・青柳晃洋投手(28)が今季最多となる133球、8回2/3を投げて2失点。惜しくも完封&完投は逃したが、ハーラートップに並ぶ5勝目を挙げ、防御率も1・13で「投手2冠」となった。過去2戦2敗と苦手にしていたマリン球場でも初勝利。負ければ自力Vの可能性が消滅していたチームの危機も救った。 スタンドの向こうに海を望む敵地に、“サブマリン”がよく映える。虎のエースはパ・リーグ相手にも圧倒的だった。青柳が投じた執念の133球が交流戦初の連勝を導いた。 「試合前から長いイニング投げなきゃという気持ちはすごい持って入れました。完投したかったですけど…」 今季初めて中7日で臨んだマウンドは、悔しい幕切れとなった。八回まで119球を投じて迎えた6-0の九回。1死から中村奨を三ゴロに打ち取ったが、三塁・熊谷の悪送球で出塁を許した。続く安田に右翼線へ二塁打を浴びて1死二、三塁のピンチ。代打・山口の遊ゴロの間に1点を返され、目前で完封を逃した。 なおも2死二塁で福田秀に中前適時打を浴び、近本の送球がそれて2失点目。ここで無念の交代が告げられた。それでも、「失策よりも、あそこで打たれるところが僕の未熟さ」と味方を責めることなんてしないところに貫禄が漂う。 圧巻の投球だったことには間違いない。「前半は変化球が曲がったりとかツーシームが落ちることが多かった」とマリンの強風も味方につけた。徹底した低めの制球で、持ち味の打たせて取る投球を展開するとともに、7奪三振をマーク。特にシンカーが有効で「きょうは感覚的にすごい良かった。誠志郎(坂本)が信頼してサインを出してくれていたので、応えることができた」とロッテ打線に八回まで三塁を踏ませなかった。8回2/3を自責点0に抑えてハーラートップタイ5勝目。防御率1・13でリーグ1位に再浮上した。 苦い思い出も払拭だ。この試合までロッテ戦は2戦2敗。いずれもマリンで敗れている。1年目の2016年、プロ初登板初勝利を挙げた次の登板となった6月8日の対戦では五回途中6失点とプロの洗礼を浴びた。「マリンは嫌いじゃないんですけど、ボコボコにされてるイメージはずっと持っていたので。やっと勝てたなと思います」。成長した姿でリベンジを果たした。 「次は完投、完封できるように頑張りたい」と右腕。チームの大黒柱は、どこまでも頼もしい。</p>