<p>中裕司氏、低評価に終わったゲーム『バランワンダーワールド』の発売前にディレクターを外されたとしてスクエニを訴訟。同作は未完成品と主張 – AUTOMATON</p><p>【ニュース】中裕司氏、低評価に終わったゲーム『バランワンダーワールド』の発売前に開発を外されたとしてスクエニを訴訟。同作は未完成品と主張</p><p>中裕司は4月28日、自身のTwitterアカウントで、スクウェア・エニックスを訴訟していたことを報告した。『バランワンダーワールド』の発売半年前に、中氏はディレクターを外されていたようだ。</p><p>『バランワンダーワールド』は、2021年3月に発売されたアクションゲームだ。同作が発表されたのは2020年7月のこと。『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ナイツ NiGHTS into Dreams…』を手がけた中裕司氏が、スクウェア・エニックスにてディレクターを担当。同じく『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ナイツ NiGHTS into Dreams…』にかかわる大島直人氏が率いるアーゼストと、スクウェア・エニックスが共同で開発を進めると発表されていた。プロデューサーとしては、『ドラゴンクエストビルダーズ』なども監修した藤本則義氏が担当していた。 中氏と大島氏のコンビによる3Dアクションということで期待を集めていたが、体験版配信から評価を獲得できなかった。キャラの操作性やカメラの挙動といった操作のベーシックな面に不満が寄せられ、衣装システムの扱いづらさなども含め、ゲームとしての爽快感を欠いており、かつ操作も洗練されていないとして、厳しい評価を受けた。体験版で受けた課題の一部は製品版では修正。しかし、レビュー集積サイトMetacriticのメタスコアは、PS5版こそ51点あるが、ほかのハードでは40点前後とかなり低めとなった。 『バランワンダーワールド』は公式ブログ更新も発売前の で止まっているなど、かなりいわくつきのゲームになりつつある。そしてこのたび中裕二氏が、同作の裏側を暴露。低い評価を受けた理由として、自分が発売半年前にディレクターを外されていたからだとTwitterで訴えたわけだ。 詳細は不明ながら、中氏はスクウェア・エニックスを提訴しており、その裁判は終わっているという。中氏のツイートはかなりとりとめもないが、内容をかいつまもう。結果からいうと同氏は、半年前にプロデューサーや取締役といった面々によってディレクターを外されたと主張している。 その背景としては、さまざまな事件をあげている。中氏いわく、開発会社アーゼストが不具合を修正せずゲームを送ってくることに対し、中氏が意見。そうした意見によってアーゼストとの関係が崩壊したと、裁判資料には書かれているそうだ。またプロモーションとして、(おそらくスクウェア・エニックスが)ゲーム楽曲のピアノアレンジの譜面を公開しようとしたところ、中氏はオリジナルの曲の譜面を公開したいと主張。こちらもトラブルになったと、中氏は語っている。 また中氏はSNS上で『バランワンダーワールド』についてのRTやイイネをすることも禁止されていたとのこと。過去に携わった人気作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』の開発を振り返り、マスターアップの直前にゲームの質を高めていたと振り返りつつ、自分が完成際にいなかったことを踏まえて、『バランワンダーワールド』を未完成品と呼んでいる。 私的には未完成作品「バランワンダーワールド」を世の中に出してしまった事が、本当に残念でなりません。色々な事を考えてアクションゲームとして世の中にきちんとした形で出したかったです。スクウェア・エニックスとアーゼストはゲームとゲームファンを大事にしない会社だと思います。 — Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji)</p>