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辞典には編者の人となりもにじむ。亡き作家、赤瀬川原平さんが「魚好きで苦労人」を読み取った三省堂「新明解国語辞典」の語釈には、人生の苦みが漂う。【サラリーマン】もその一つ▲〈給料生活者〉に続けて、書く。無難第一で仕事に燃えようとしない〈サラリーマンの陥りがちな人生態度を、非難や皮肉…