落とし物の財布から4万円抜き取る　元警察官に執行猶予付き有罪判決　鹿児島地裁

落とし物として保管していた財布から現金を抜き取った罪などに問われていた元警察官に執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。

判決を受けた元鹿児島中央警察署地域課の巡査長、上村将吾被告（36）は（中央署外観）去年12月、落とし物として預かり保管していた財布から現金4万円を抜き取り、落とし物に関する書類にうその内容を記載し提出しました。

判決で鹿児島地裁の中田幹人裁判長は警察の業務への信頼を損なう悪質な犯行としながらも懲戒免職されて社会的制裁を受けたなどとし、懲役2年執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。