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前回までの話 江戸時代、青森県佐井村牛滝地区の商人・坂井源八は、焼失した菩提(ぼだい)寺の再建に力を貸してくれた光禅寺(こうぜんじ)(富山県氷見市)住職・月澗(げっかん)との約束通り、ヒバ材を船で送った。船は途中で遭難したが、積み荷は佐渡に流れ着き、現地の信徒が氷見に運んだという…