神奈川の大山と東京・赤坂見附を結ぶ「大山街道」を測量する伊能隊は、二子村(現・川崎市高津区)から多摩川を渡り、江戸に向かう。1816年4月17日の「測量日記」によると、「玉川」には42間(約76メートル)の仮橋が架かり、河原の幅は2町(約220メートル)。水量が増える夏には、渡し船で渡っていた…
神奈川の大山と東京・赤坂見附を結ぶ「大山街道」を測量する伊能隊は、二子村(現・川崎市高津区)から多摩川を渡り、江戸に向かう。1816年4月17日の「測量日記」によると、「玉川」には42間(約76メートル)の仮橋が架かり、河原の幅は2町(約220メートル)。水量が増える夏には、渡し船で渡っていた…