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「リンカーン大統領にふさわしい高級車」を作り続けて100年以上!リンカーンが次世代のラグジュアリーを示すスターコンセプトを発表

| リンカーンは常に「想像を超えるラグジュアリー」を提供するクルマでなくてはならない |

ちなみに2014年に中国へ進出、けっこう売れているようだ

さて、アメリカの高級車ブランド「リンカーン」は1917年に創業されていますが、1922年にフォードに買収され、現在もフォードの一ブランドとして機能中。

そして「フォード買収から100年が経過した」今、新型SUV「スターコンセプト」を発表しており、しかしこれは市販車を示唆するものではなく、あくまでも「リンカーンの未来を示す」コンセプトカーだと紹介されています。

もちろんこのリンカーン・スターコンセプトは「ピュアエレクトリックカー」であり、同時に快適性、利便性、そして次世代の機能に重点を置いたクルマとしてのヴィジョンを示すことに。

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リンカーンはけっこうドラマティックな歴史を持っている

ちなみにリンカーンとは16代目の米国大統領、エイブラハム・リンカーンから取られており、同大統領のように立派で、そしてエイブラハム・リンカーンが乗るにふさわしいクルマをイメージして設計がなされています。

リンカーン設立の契機としては、GM(ゼネラルモータース)のエンジニア、ヘンリーMリーランド(キャデラックの創業メンバーでもある)が「自分のやりたいこと」をGMに認めてもらえず、「じゃあ自分で」と独立したということに始まりますが、実際には販売が振るわず、フォードに買収されたのち、フォードの二代目、エドセル・フォードがリンカーンブランドの再建を担当することに。

そしてエドセル・フォードは「父は世界一の大衆車を作ったので、自分は世界一の高級車を作る」という高い目標を掲げてこれに取り組むこととなり、そして100年経った今では「アメリカ随一の高級車」として認知され、かつ2021年には過去最高の販売台数を記録しているので、その志がみごと成し遂げられたと考えて良さそうです。

参考までに、ぼくにとってのリンカーンというと、マシュー・マコノヒー主演の映画「リンカーン弁護士」。※この映画の印象がアメリカでも強かったのか、以降マシュー・マコノヒーはリンカーンのブランドアンバサダーとして活躍している

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リンカーン・スターコンセプトはこんなクルマ

そこでリンカーンが発表したのが今回のスターコンセプトとなりますが、リンカーンは2026年末までに世界販売台数の50%以上をEVにするという目標を掲げていて、2025年までに3台の電気自動車を、2026年末までに4台目の電気自動車を発売する予定。

スターコンセプトは、これらの将来の電気自動車に反映されるデザインや機能を持っているといい、このコンセプトカーが今後のEVに「部分的に」受け継がれるということになりそうです。

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フォードのチーフデザイナー、アンソニー・ロー氏によると、「電気自動車は、従来の車両デザインの制約を取り払い、車両のあり方を再構築することを可能にします。リンカーン・スター・コンセプトは、リンカーンのデザインにおける限界を押し広げる体験とテーマの研究の成果であり、始まりに過ぎません」のこと。

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直近の実現そして発売を前提としていないだけあってスターコンセプトはかなり大胆なデザインを持っていて、まずはボンネット自体がエレクトロクロマティックガラスで構成され、スイッチひとつで透明から不透明へと変化するもよう。

ボンネットが開くと「引き出し」が出てきますが、この引き出しの中にもモノを収納できるようですね。

https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52020137752/in/dateposted-public/

リンカーン・スターコンセプトの真髄はインテリアにある

このリンカーン・スターコンセプトは多くのエレクトリック・コンセプト同様に観音開きドアを持ち、フラットフロアを持つことが特徴。

そして室内が「ラウンジ状」となっていることも高級EVによく見られるスタイルだと思います。

シートアレンジには数種類があるようですが、こちらは「自分で運転する」モードで、このモードだとステアリングホイールが登場し、しかし完全自動運転モードだとステアリングホイールが格納されて見えなくなる、とのこと。

ダッシュボードには、インフォテインメントシステムのみでなく、ドライバーインフォメーションも表示される「コースト・トゥ・コースト」の巨大なパノラマ・フローティング・スクリーンが設置され、スペクタクルな印象を演出しています、

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後席はラウンジをイメージしたラップアラウンドスタイルで、レッグレストが独立し、ドリンクチラーも設置されています。

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フォードCEO、ジム・ファーレイ氏は「このスターコンセプトは、リンカーンのラグジュアリーと柔軟な電気アーキテクチャを組み合わせ、お客様に想像を絶する体験を提供する我々のひとつの提案です。この提案をもって、我々はリンカーンのブランドとの関わり方に革命を起こし、リンカーンをデジタルとコネクテッドの時代へと導くエキサイティングな製品ラインアップへと拡大することができるようになるのです」とコメントし、今後の展開に自信を見せています。

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