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詩は読むものだ。だが、この詩は読むことでは終わらない。目で詩を読んでいると、不思議なことに馴染みがある。いつの間にか口からある歌が流れ出る。「進んでいく西の国へ」の箇所で、はっきりとわかる。あ、あの歌なんだ、膝を打つ。そうだ。「半月」は私たち皆が歌える歌詞だ。 童謡の歌詞は詩では…