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<p>株式ファンドへの資金流入、過去10週間で最大-相場下落で押し目買い</p><p>株式ファンドへの資金流入、過去10週間で最大-相場下落で押し目買い</p><p>米国株を中心に世界の株式ファンドへの資金流入が増えており、流入額は過去10週間で最大となっている。リセッション(景気後退)懸念から大きく売られたことで、割安感から再び買いの動きが広がっていることが分かる。</p><p>5月25日までの1週間に世界の株式には約200億ドル(約2兆5400億円)が流入。バンク・オブ・アメリカ(BofA)がEPFRグローバルのデータを引用して指摘した。流入が最も多かったのは現金で約280億ドル。市場参加者が引き続き逃避先を求めていることが示唆される。一方で債券ファンドからは58億ドルが流出した。 今週に入り株式相場は回復の動きを見せており、欧米の主要指数は週間ベースで3月半ば以来の大幅な上げとなる勢いだ。これまでの大きな下落を受けて押し目買いが入っている。 マイケル・ハートネット氏らBofAのストラテジストはリポートで、「サマーラリー(夏の上昇相場)の傾向は強まっている」と記し、「弊社は上昇相場では逆を行くが、それは急ぎではない」と続けた。 原題:</p>