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Apple TVが「マッハGoGoGo」を実写シリーズ化するらしい!製作はJ.J.エイブラムス率いるバッド・ロボット、「スノーピアサー」「ウエストワールド」制作陣も参加予定

| マッハ号のデザインがどうなるのか今から気になって仕方がない |

2008年の映画「スピード・レーサー」は失敗に終わってしまったが

さて、Apple TVが「マッハGoGoGo」の実車TVシリーズを制作する事になった、との報道。

これは(J.J.エイブラムス率いる)バッド・ロボット、そしてワーナー・ブラザースとの提携によって進められるもので、「スノーピアサー」のヒラム・マルチネス氏、「ウエストワールド」のロン・フィッツジェラルド氏がエグゼクティブプロデューサー/共同ショーランナーとして参加し、現在ライタールームが設置されている、と報じられています。

なお、マッハGoGoGoはアメリカでは「スピードレーサー」として1960年代に(日本のアニメが輸出され)放映されていますが、非常に根強い人気があるそうで、1993年には「The New Adventures of Speed Racer」全13話が放映されています。

2008年には実車映画化も

そしてまだ記憶に新しいのはウォシャウスキー兄弟(今は姉妹)によって製作された2008年の「スピード・レーサー」で、姉妹にとって最初に見たアニメが当時のスピード・レーサーであったといい、よって原作にかなり近い状態のマッハ号が登場。

なお、興行収入的には失敗に終わり、ゴールデンラズベリー賞にノミネートされたりしましたが(受賞はしていない)、ぼくとしてはそのカラフルな世界観、実写とアニメとの融合のような映像が妙に印象に残っていて、ときどきいくつかのシーンを思い出したりすることも。※主演のエミール・ハーシュにつき、その直前に公開された、「イントゥ・ザ・ワイルド」での演技の記憶が鮮やかだった影響もあるかもしれない

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現時点では制作陣がスピード・レーサーに対してどの程度の愛情を持っているのかはまったくわからず、しかしこういった有名な作品のリメイク、原作ありきのリブートについては、いかにもともとの作品に対する情熱が高いかによって出来栄えが左右され、よって制作陣に「オタク」がいることを願うばかりです(原作に忠実にあるべきと言っているわけではなく、原作で評価された部分や作者の意図を汲みつつ、新たな手法を取り込んで魅力的な作品にしてほしいと思う)。

ちなみに今回アップルTVが作成する新「スピードレーサー」については、2008年の映画とは関連性がないといい、しかしどういったストーリーとなるのは全くのナゾ。

参考までに、J.J.エイブラムスはホットウィールの実写映画化(こちらもストーリーは不明)の製作にも関わっていますが、F1はじめモータースポーツが盛り上がっている今、こういった「クルマ関連」の映画が増えてくる可能性もありそうですね。

ホットウィールがJ.J.エイブラムスの制作によって映画化決定!「想像力、情熱、そしてリスクを恐れない精神を表現する」
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2008年公開「スピード・レーサー」予告編はこちら

参照:Deadline

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