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明治期の作家、樋口一葉(ひぐち・いちよう)は図書館を愛用していた。東京・上野の東京図書館に足しげく通い、日記に「読むほどに長き日もはや夕暮れになりぬるべし」とつづっている。貧しさに苦しんだ生活の中でも時間を忘れ、書を読みふける姿が浮かぶ▲その東京図書館の流れをくむ国立国会図書館が…