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携帯電話を通話専用として使いたいなら、格安SIMという選択肢もあります。

格安SIMの通話品質に不安を感じるかもしれませんが、実際は大手キャリアの回線を利用するため、その心配はありません。

この記事では、通話専用に格安SIMを選ぶメリットをご紹介します。

「今使っているスマホでも使えるの?」「格安SIMの会社はどこがいいの?」という疑問を抱えている方は、参考にしてみてくださいね。
記事内の情報は2019年1月時点のものとなります、最新情報と本文中の記述に差異が生じている可能性もありますのであらかじめご留意ください。

通話専用でも格安SIMはおすすめ!

携帯電話の月額料金を安く抑えるために格安SIMを利用する方が増えています。

なかには通話専用として格安SIMを利用する人もいます。

ここでは格安SIMの特徴をご紹介します。

通話品質は大手キャリアと同じ

格安SIMといっても、大手キャリアの通話品質とはほとんど変わりません。

その理由は、格安SIMも大手キャリアの通話回線を利用しているからです。

大手キャリアを使用していた方はご存じのことかと思いますが、大手キャリアの通信では、ほとんどの場合で通話が途絶えたり雑音が混ざったりすることはないですよね。

そのため格安SIMでも、ほぼ同じ通話品質での通話ができます。

通信速度も通話だけなら気にならない

格安SIMのデメリットとして、通信速度が遅くなることを気にする方もいらっしゃるかもしれませんね。

確かに格安SIM会社のなかには、ネットの通信速度を制限しているところもあります。

しかし通話をメインの目的とし、ネットをあまり利用しない場合は、多少通信速度が低くても気になることはほぼないでしょう。

通信容量が少ないプランを選ぶ

通話専用の携帯として格安SIMを契約する際は、通信容量が少ないプランを選ぶとより月額料金を安くできます。

格安SIMを提供している会社のなかには、利用可能な通信容量を最小にするプランで契約した場合、月額1,000円以下に料金を抑えることもできます。

通話メインの使用なら、通信容量が少なくてもあまり困ることはないでしょう。

かけ放題プランはある?

月の通話時間が長い方は、格安SIMに変えたとしても通話料金が気になるかもしれません。

その場合は、格安SIMの電話かけ放題プランを選べば安心して通話ができます。

かけ放題プランでも、「1回の通話で何分まで」や、「家族への通話は何分まで、その他の通話は何分まで」など条件がさまざまです。

格安SIMで通話かけ放題プランを提供できる理由の1つに、「プレフィックス回線」の利用があげられます。

プレフィックス回線とは、通話アプリを使用する通話方法です。

大手キャリアの電話回線を使用する通話かけ放題プランもありますが、料金の安さでいうとプレフィックス回線を使用した通話プランのほうが安くなるといえます。

今使ってるスマホで通話専用SIMを使いたい!

続いて、現在使っているスマートフォンをそのまま利用しつつ、通話専用に格安SIM会社のサービスにのりかえたい場合の契約で大切なポイントをご紹介していきます。

MNP転入をする必要がある

現在の電話番号を変更せずに別会社のサービスに移行したい場合は、「MNP転出番号」(「MNP予約番号」とも呼ばれる)が必要になります。

このMNPとは、「Mobile Number Portability(モバイル ナンバー ポータビリティー)」の略称です。

たとえばA社で取得した携帯電話番号を、B社でも使えるようにすることです。

MNP転出番号の取得するには、現在利用中のキャリアに問い合わせます。

直接ショップに行って説明を受けられますが、サービスセンターに電話する方法を取れば、外出の手間が省けます。

MNP転出番号を取得できたら、新しく契約する会社との手続きの際に伝えましょう。

音声通話SIMの契約が必要

別会社に変更する際に通話機能を使いたい場合は、音声通話SIMの契約が必要です。

音声通話SIMを契約しなければ、通話回線は利用できないからです。

音声通話SIMの契約に関しての注意点は、会社によっては「最低6カ月間利用する」「最低1年間利用する」という決まりがあることです。

最低期間より前に解約してしまうと、違約金が発生してしまいます。

音声通話SIMを契約する際には、契約後最短でもどれくらいの期間利用しなければならないかも確認しておきましょう。

通話専用で契約する場合におすすめのSIM!

ここでは通話専用の格安SIMを取り扱っている会社のなかから、おすすめの4社をピックアップしてご紹介します。

mineo(マイネオ)

mineo(マイネオ)は独自の通話アプリ「mineoでんわサービス」を使用することで、通常の通話よりも料金が安くなります。

mineoでんわサービスは1回の通話につき上限の時間内に収まれば、月額料金が定額となるプランがあります。

通話を短時間で終えることが多い方には、おすすめのサービスでしょう。

スマモバ

スマモバの「LTE使い放題プラン」にすると、24時間365日高速のLTE回線が使い放題です。

YouTubeなど動画をよく見る人は、このLTE使い放題プランにすることで、通信速度制限を気にすることなく動画を視聴を楽しめるでしょう。

UQ mobile

UQ mobileは格安SIM業界には珍しく、au回線を使っている格安SIMです。

回線品質が良く、格安なのに高速であることがウリです。

格安SIMに変えてもネット速度は速いほうがいいという人にはおすすめです。

現在は最大13,000円のキャッシュバックまたは2年間毎月500円割引キャンペーン開催中ですよ。

ロケットモバイル

ロケットモバイルは、料金の安さをウリにしています。

「神プラン」というプランでは、月額料金を1,000円以内で抑えられます。

ただし通話かけ放題のプランがまだないため、通話頻度が高い方よりも、とにかく月額料金を安くしたい方に向いているといえます。

オススメの格安SIM まとめ

上記でご紹介してきた格安SIMの特徴をまとめます。

壁付き 水平方向の結合
mineo 2018年の顧客総合満足度 第1位!
独自の通話アプリ「mineoでんわサービス」を使用して通話料が格安に!
詳細
UQ mobile au回線を使っているため、回線品質の高さと高速なのがウリ。
大手家電量販店でも販売していることが多く、格安SIMが初めてでも安心!
詳細
ロケットモバイル 格安SIM会社のなかでも料金の安さがウリ!
「神プラン」なら月額298円で使い放題!
詳細

ガラケーでも格安SIMを通話のみで利用したい

ガラケーでも通話専用としてSIMを利用できます。

ただしインターネットは利用できないので、通話とショートメッセージのみ利用できる端末となります。

現在では少数となりましたが、ガラケーを販売している会社もまだあります。

また以前購入したガラケーにSIMカードを入れられる場合もあります。

まとめ

通話専用として格安SIMに乗り換える際に、通話品質が気になる方もいることでしょう。

しかし、格安の通話simも大手キャリアの電話回線を利用しているため、通話品質に問題はありません。
格安SIMの通信速度が遅いことも、通話専用として使用するならあまり気にならないでしょう。

格安SIMに移行する場合でも、現在の携帯電話番号をそのまま利用できます。

MNP番号を現在の会社に発行してもらって、それを新しく契約する会社に伝えればOKです。

格安SIM会社の通話プランはさまざまです。

安さを売りにしている会社もあれば、自社の電話アプリを利用した通話かけ放題プランを売りにしている会社もあります。

あなたの利用状況にあった格安SIMを見つけて、通話を楽しんでくださいね。