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「そうですよ」 義兄には本当に助けられた。律が一度働いた後大学に通うことができたのは、半分は義兄のおかげだった。文字通り、律の学費の半分を負担して、律が必ず返すと申し出ると、妹だからいい、と言ったのだった。律が大学を卒業して、それなりの月給を稼ぐようになってからも、義兄はその申し…