もっと詳しく

 ポリプラ・エボニック(旧ダイセル・エボニック)は、環境負荷を低減したポリアミド(PA)グレードを提案する。独エボニックが新たに設定した、CO2排出量、水の使用量、土地の使用面積を考慮してそれぞれの面で優位性を発揮できるグレード「VESTAMID(ベスタミド)RFP」を日本の顧客にも紹介する。エボニックの試算によると、自社バイオプラスチックは石化由来樹脂に比べてほぼCO2削減に貢献しておらず、むしろ水や土地を多く必要とする。これに対してRFPはCO2排出量を40%削減できるうえ、バイオプラに対して水や土地の必要量も大幅に少ないことから、真に環境にやさしい樹脂といえるという。

The post ポリプラ・エボニック、環境負荷低減PAを提案 first appeared on 化学工業日報.