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「(脱炭素分野への)投資意欲が再び高まるタイミングを見極めなければならない」。3月上旬、東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資するJERAの現副社長、酒入和男は頭を悩ませていた。酒入の悩みの種は、燃料アンモニアの実用化など脱炭素への資金を調達するトランジションボンド(移行債)だ…