もっと詳しく

老いは目から、あるいは歯からと言う。栄螺(さざえ)や鮑(あわび)の「お造り」は、弱った歯には無理。深浦を訪れた太宰は、歯に自信が無く、鮑の身ではなく腑(はらわた)を何度もお代わりをしたとか。 『青森県句集』第32集より。