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<p>今季のヘアカラーどうする? Y2Kからレトロ風まで、なりたいイメージは髪色で叶える!</p><p>根元暗めのナチュラルなツートーンは、カラーがフィットしやすくなる。</p><p>自分らしいおしゃれを楽しむひとつの術として、ファッションラヴァーたちも夢中のヘアカラー。技術の進歩により、これぞと思える絶妙な色合いを、以前よりもダメージレスで叶えられるように。そんなバリエーション豊かになったカラー&ブリーチの注目ポイントを、ヘアカラーに定評のあるヘアサロン「SHACHU」のMORIYOSHIさんが解説する。</p><p>はもちろんストリートでも、彩度の高い色彩を日常的に楽しむ人たちが急増している。「大きな理由としては、まず薬剤の進化が挙げられます」と教えてくれたのは、ヘア・スタイリストのMORIYOSHIさん。「ケア効果を備えたブリーチはもちろん、ブリーチ前のヘアに栄養を与えるプロダクトや、髪内部に含まれる金属物質を減らすアイテムなど、カラーリングによるダメージを防ぐ手段が日々増加中」。ホームケア製品も充実度を増し、望んだとおりの美しいカラーと、ツヤやかで指通りのよい状態を両立させやすくなってきたのは確か。 コロナ禍に入り、セレブが自らを染める動画が話題になったこともあった。「自分で染めずとも、カラーを楽しむ人は確実に増えています。リモートワークを機に結んで隠せるデザインカラーを入れるほか、ウィッグを買って気軽にヘアチェンジを楽しむ方も」 自分に似合うカラーを見つけるコツは?「肌の色や の系統に合わせ、いくらでも似合わせできますよ。カラー剤は複数の色を混ぜてつくるので、シックなムードやちょっとレトロっぽいくすみ感、色が抜けても美しいカラーなど、好みに合わせて調節可」。なりたいイメージ最優先で、気分までハッピーに彩って! 深みオレンジヘアで、顔の血色もアップ。 Photo: Edward Berthelot / Getty Images 明るく親しみやすい、ポジティブなオーラを放つオレンジカラー。「日本人の髪は元来赤みが強く、ブリーチしてもオレンジっぽくなりやすいので、その点では挑戦しやすい色。血色がよく見え、元気のある印象に。ただ、色が抜けてパサついた質感が目立つと粗雑な感じに見えることも。あえてそういう色味にしたい場合は、ファッションやメイクでバランスをとって」 (MORIYOSHIさん) 根元暗めのナチュラルなツートーン。 Photo: Edward Berthelot / Getty Images Photo: Edward Berthelot / Getty Images 生え際部分のヘアをあえてブリーチせずに残し、グラデーションに仕立てたのがこちら。「頭皮へのダメージが抑えられるうえ、顔まわりに締め色が入るので立体感が出て小顔効果も期待できます。もともと髪色が暗い日本人の場合は根元から毛先までワントーンに染めるよりも、カラーがその人らしくフィットしやすくなっておすすめです」 (MORIYOSHIさん) くすみを帯びたレトロなピンクヘア。 Photo: Edward Berthelot / Getty Images Photo: Michelledays ちょっと色あせたようなくすみトーンや、白っぽくクリーミィなムードの色合いなど、ピンクカラーにも幅が。「ピンクに少量のブラウンを混ぜてくすませると、レトロっぽく洒落感のあるムードに。反対に、ブラウンベースでほかのカラーのニュアンスを入れる方法も人気。フォギーな色彩は保つのが難しいけれどまろやかに抜けていくので、その過程も楽しめます」(MORIYOSHIさん) コントラストを効かせたメッシュハイライト。 Photo: Edward Berthelot / Getty Images Edward Berthelot Photo: Edward Berthelot / Getty Images 「顔まわりのヘアだけをブリーチするなど、メリハリのあるハイライトの入れ方は国内外で流行中。マチュア世代の白髪も、最近は染めるよりブリーチ&デザインで見せる方向にシフトしているので、好相性です。90年代に流行したメッシュ のハイライトにも注目を。ファッション界のY2Kブームとも相まって今後さらに盛り上がりそう」(MORIYOSHIさん) 話を聞いたのは……</p>